東京工業大学大学院総合理工学研究科 物質電子化学専攻

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東京工業大学では2016年度に教育改革を実施し、物質電子化学専攻の教員は学部と大学院を統一した「学院」への所属となりました。各教員の所属先は、こちらをご覧ください。
物質電子化学専攻の教員の研究室への進学を希望される場合は、各学院のHPから情報を入手して下さい。
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専攻長からの挨拶
物質電子化学専攻長 大坂 武男

自分の可能性を広げ

国際社会に貢献できる総合力を


物質電子化学専攻長
菅野 了次

物質電子化学専攻は、化学の目で科学の基本的な原理から応用の分野まで見つめています。

本専攻では、化学反応は「電子の移動過程である」との理念に基づき、原子・分子レベルからその集合体である材料開発まで化学を通して学際的で最先端の研究に柔軟に対応できる教育・研究を行っております。本専攻で学ぶことにより基礎・応用の両面から、研究開発に対する広い視野を養うことができます。ひいては化学のみならず多種多様な研究・技術開発において将来を担い社会に貢献できる国際性豊かな研究者・技術者になることができます。

エネルギーデバイスからナノテクノロジーまで

本専攻では研究内容と学生の希望により、修士(工学、理学または学術)と博士(工学、理学または学術)の学位を取得できます。

エネルギーデバイスからナノテクノロジーまで

本専攻では国内でも有数のトップレベルの個性豊かな教授陣を配するとともに最先端の研究施設や機器を有しており、研究開発のトップランナーとして日夜努力しております。有機・無機材料、電子材料、生物化学、医農薬化学、触媒化学、分析・計測化学、燃料電池やリチウム電池などのエネルギーデバイス、有機ELなどの情報機能素子の開発、ナノテクノロジーへの展開など、魅力ある研究が展開されています。詳細については各研究室のホームページを是非ご覧ください。

開かれた大学院

学部を持たない大学院のために、本専攻の学生は他の大学・高専出身者が多いことが特徴で、全国から学生が集まっています。しかも学生のバックグラウンドも化学に限らず多種多様です。出身学科にとらわれず化学(科学)が大好きな熱意のある方々に是非入学していただきたいと願っております。

アドミッションポリシー(このような学生の志望を期待します)

化学のみならず異なる専門分野を学んだ方でも大いに歓迎します。
「自信と誇りを持って化学を学び、未知の分野へ挑戦できる人」、
このような熱意と意欲溢れる方々の入学を期待しております。

物質電子化学専攻では、このように学ぶことができます。

【授業】高度な専門の授業に加え、多様なバックグラウンドを持つ学生に対応するために、化学の基礎授業科目が選択できるように配慮しております(例えば、有機化学、無機化学、高分子化学、物理化学、電気化学、個体化学、生物化学など)。

【研究】教員指導の下、研究を通して専門知識や問題解決、・テーマの立案など研究遂行に必要不可欠な高度の研究能力を習得できます。国内はもとより海外における国際学会での発表や国際共同研究を通して国際感覚も養うことができます。修士・博士論文発表会はその集大成ですが、スポーツ大会やコンパなど様々な楽しいイベントにより交友関係を広げることもできます。

物質電子化学専攻を修了すると

化学はやる気さえあれば成就できる学問分野です。本専攻の教員は皆さんを学生としてのみならず共同研究者として研究室で苦楽を共にし、異分野にも果敢に挑戦できる能力と意欲ある将来性豊かな研究者や技術者として優位な人材となるよう応援します。
物質電子化学専攻は、意欲ある皆さんの入学を待っています。高い志を持って技術・知財立国を目指し、一緒に未来を切り開こうではありませんか。